さて、パリ旅行3日目。
この日は朝食を食べにモンマルトル方面へ向かう。
目指すは『Boris Lumé café pâtisserie』さん。
旦那さんがフランス人でケーキを作り、奥さんが日本人でパンを作ってるらしいわ。
クロワッサン、ブリオッシュ、メロンパン、フォンダンショコラを購入して
店内で頂く。
メロンパン。
フォンダンショコラ。
今回は食べへんかったけどケーキもキレイで美味しそうやったで。
Boris Lumé café pâtisserie
28 Rue Lepic, 75018 Paris
その後、雑貨屋さんを数軒回り、僕はスカーフと100年物の陶器を1個買った。
陶器には糠漬けを入れようと思っとる。
やっぱ、パリは良いわ。
ご飯も旨いし可愛いもんがいっぱいあるし。
その後一度ホテルに戻り、オシャマして晩御飯へと向かう。
ついでにサンプルでもらったプラダの香水も付けて。
場所は造幣局の中。
今回の旅のメインイベント。
ミシュラン3つ星『Restaurant Guy Savoy』
ワクワク感しかない。
入り口が素晴らしい。
田舎モンの僕には身分不相応な気もする。
レッドカーペットの上を一歩一歩踏みしめながら上がっていく。
だいぶ前から来たかったお店。
くそコロナ野郎のお陰で数年の待機を余儀なくされた。
超エキサイティング。
この数年、超嫌々仕事をしてきた甲斐がある。
しかし、この期に及んでそんなしょうもない事はキレイさっぱり忘れましょ。
選手入場。
キレイな受付の女性に案内されて席に着く。
メニューを渡され、シャンパンワゴンが我がテーブルに到着。
数種類のシャンパンを紹介され、折角なのでGuy Savoyの名前の入った
シャンパンを頂く。
シャンメリーくらいしか味の解らない僕。
しかし、このGuy Savoyシャンパンは美味しかった。
食前のキューリベースのドリンク。
コースメニューはこんな感じ。
カルトも各種あるけど、もち、コースを注文。
最初に出てきた野菜ベースのおつまみ。
土台は生野菜を使ったゼリー寄せで作られてる。
いきなり超美しい。
20年前のうちの奥さんの様や。
冗談や。
グリンピースのお皿。
この辺で白ワインに移行する。
普段スーパーで買ってる4€の物とは明らかに違い、白ワインも美味しかった。
蟹のお皿。
コレがね、ムッチャ美味しかったんですわ。
ただ蟹の旨味を・・・
ではなくって、シンプルに複雑に美味しい。
ソースは給仕の方が掛けてくれる。
で、余ったソースは「お好きにどうぞ」的にテーブルに残して行ってくれんねん。
勿論、キレイさっぱり頂いたよ。
この赤玉をトンカチで割ると、中には蟹身が入ってた。
赤玉自体も食べれる。
グリーンアスパラとホワイトアスパラのお皿。
透明のチップスもキレイで香ばしくて美味しかったな。
幸せを噛みしめて窓を眺める。
キャビア、ほうれん草、ザバイヨンソースで構成されたグラス入りの料理。
「サバイヨンソースもお好きにど～ぞ」が嬉しい。
店内に飾ってあった装飾品。
給仕の方に聞いてみると、某有名フランス人アーティストの作品との事。
マトウダイ、貝のソースで。
この、シーフード辺りが出てきたくらいから少し寂しくなってくる。
夏休みが後半に差し掛かってきた様な感じ。
メニューに載っていないお皿。
プレゼント？💗
中には魚と貝が入ってた。
ロブスター。
で、真打ち登場。
アーティチョークとトリュフのスープ。
コレが食べたかったんすわ。
最早、僕の様なザコが「あ～だ、こ～だ」言う様な物ではなく
ただ、このお店のプライドと伝統と格式を静かに噛みしめましょう。
この、トリュフバターをタップリ塗ったブリオッシュフォイユテを千切って
少しスープに浸しながら頂く。
給「ムッシュ、お代わりは如何ですか？」
ぽ「え？いんですか？是非、お願いします」
スープ、ブリオッシュフォイユテ、共にお代わりを頂く。
トリュフバターをタップリ塗って。
スープを後半戦に持ってくる所がこのスープの地位の高さを物語る。
ピンボケ。
この辺で、赤ワインのグラスを頂く。
ソ「ムッシュ、どんなワインがよろしいでしょうか？」
ぽ「ムッシュにお任せします」
解らない事はプロにお任せで。
僕的にかなり美味しいワインだったのでソムリエの方にボトルを見せて頂いた。
あと、フランス人のソムリエの方が小学校の時の担任の大西先生(仮名)に似ていたので
かなり親近感がわいた。
メインのキジ料理。
モリーユ茸がたっぷり。
チラッと奥さんのお皿を見ると、やや僕の方がモリーユ茸が多い様な気がしたので
更にお満足。
付け合わせのサラダ。
サニーレタス、サラダ菜で構成されたサラダ。
このサラダはこのお店の自信の表れやな。
メインの料理が終わったので更に寂しくなってきた。
大西先生にデザートワインを勧められたのでお願いした。
マンゴなんか入ってないはずやのにマンゴとパイナップルの味がする様なとても美味しい
デザートワインやったな。
チーズ系のデザート。
口直し。
「一口でどうぞ」との事だったので一口で。
ピクルスの様な味で確かに口の中が一変。
ベリーのシャーベット？やったかな？
何かの話に夢中になってて忘れてしもた。
ルバーブのケーキ。
チョコレートのデザート。
(。´・ω・)ん?
チョコがかなり美味しいぞ。
デザートワゴン登場。
一瞬、テンパる。
全部食べたいけど、それはあまりにも品が無い。
僕はイチゴのタルト、バニラアイス、チョコムースをお願いした。
特にチョコムースが印象に残った。
奥さんがお願いしたミルクライス、レモンケーキ、キャラメルアイス。
夏休みも終焉に近づく。
悲しい。
コーヒーのお供の一口チョコ。
奥さんはコーヒー。
カップの下に温かいスイーツも。
僕はカフェクレーム。
給「ムッシュ、コーヒーのお代わりは如何ですか？」
ぽ「それではお願いします」
ミントティーはその場で作ってくれる模様。
夏休み終了。
食べ終わってみて。
ソース類は給仕の方がテーブルにて料理にかけてくれ、余ったソースは
そのままテーブルに置いてってくれて「お好きにどうぞ」的に。
シグネチャー料理のアーティチョークとトリュフのスープもお代わりしてくれて
コレはとてもうれしい。
全部美味しかったが特にソース類、ブリオッシュ、チョコ類が印象に残った。
給仕の方々も自然に雰囲気をリラックスさせてくれる。
その中でも観察眼が素晴らしく、非常にスマートだった。
幸せな4時間半で、料理、サービス、全てが超満足ディナーやったな。
ギー・サヴォアさん、チームの皆さん素晴らしい時間をありがとう。
帰り際、受付の女性より甘いブリオッシュとギー・サヴォアさんが載った本を
お土産として頂いた。
お腹が超満チクリンなので徒歩でホテルへ。
ホテルへ歩いて行きながら、あと数種類、デザート食べとったらよかったな・・・
とも思った。
レシピブログに参加中♪
コメント