パリ旅行2日目、朝ご飯はもちろんパンで。
2023年度のバケットコンクール4位のお店へ。
順位はあくまで目安で個人的にあまり関係ないかなって思ってる。
どこで食べてもほとんど美味しいからな。
クロワッサンは4位入賞。
焼き立てのタイミングに当たった時なんかは気絶するくらい
美味しいのがクロワッサン。
他店舗で何度か焼き立てに当たった事があるが
旨すぎて意識が遠のき脚がふらついたわ。
チーズとハムを挟んだバケットサンドとクロワッサンを購入。
小雨の降る中、道の隅っこで立ち食い。
バケットサンド、バターさえ塗ってないのにムッチャ旨い。
クロワッサンももちろん旨い。
パリに住んでる人はいつでもこんなに美味しいパンが食べられて幸せやな。
ほんまに。
Tout Autour du Pain
134 Rue de Turenne, 75003 Paris
Tel +33 142780472
朝食2軒目。
一軒目のパン屋さんから歩いて10分くらいの所にあるお店へ。
クロワッサンとイースターのスペシャルパンBabka Chocolats Amandes(バブカ)
を購入し店内でサクッと食べる。
もっとたくさん食べたいけど夜ご飯に影響が出てはいけないので我慢。
ココのんも美味しかったな・・・
雨にもかかわらず結構並んでたわ。
Boulangerie Utopie
20 Rue Jean-Pierre Timbaud, 75011 ParisTel +33 982507448
その後、お散歩しながらそれとなくセザンヌ(Sézane)に連れて行かれる。
カーディガン一枚お買い上げ。
店内にはわりと長めなソファーがあって、連れてこられたであろう
男性達と子供達が連なって座ってたのでちょっとウケた。
座る所もあるので男性も買い物に付き合ったって下さいね~
Sézane
1, rue Saint-Fiacre 75002 Paris
今回の旅は夜ご飯に重点を置いてるのでお昼ご飯はスキップして
オヤツを食べるプラン。
日本人女性が作ってるケーキ屋さんへ。
Saint-Hojicha。
ほうじ茶のサントノーレ。
ほうじ茶が香ってて美味しいわ。
Grape pit in the price。
グレープフルーツのケーキ、コレも美味しかったな。
Caramel choubut – orange Blood。
前出の2つがとても美味しかったのでキャラメル風味のケーキを
追加しましたー。
全部美味しかった。
行列も出来てたし、ひっきりなしにフランス人が買いに来てたよ。
Pâtisserie Rayonnance
17 Rue de Maubeuge, 75009 Paris
Tel +33 188611965
その後、雑貨屋さんへ。
ココの雑貨屋さんもカワイくて欲しい物でいっぱいや。
しかし、パリの雑貨屋さんでイチイチ興奮してたらきりがない。
マグカップを2個購入。
Marin Montagut
48 Rue Madame, 75006 Paris
Tel +33 981225344
パリ二日目の晩御飯。
ミシュラン一つ星レストラン『トゥール・ダルジャン』。
あれはもう20年以上前の話、結婚する前に今の奥さんと食べに来た
思い出のあるエモーショナルなレストラン。
今の奥さんって言うと前があったみたいやな。
まだ一回目っす。
あまりの美味しさにフランス料理が大好きになった
きっかけでもあるレストランなんですわ。
初めて食べに来た当時は2つ星。
前菜でロブスター、メインでフィレ肉のステーキを食べたが
あまりの美味しさにビックリした事を覚えてる。
そして数か月前に改装してリニューアルオープン。
フランス料理の醍醐味を教えて頂いたトゥール・ダルジャンのファンとして
来ない訳にはいかない。
それでは、お邪魔します。
今回で3回目の訪問。
以前と比べればだいぶカジュアルに変身してる。
個人的には以前の厳格な雰囲気の方が好きかな。
こちらのレストラン、恐れ多くも昭和天皇も皇太子時代にお越しになられてる。
各国のお偉様方、はたまたマリーアントワネットの友達の
ポリニャック夫人も来ていたと言う話や。
着席。
あれから20数年・・・
ここに来て注文したのは良いが、手持ちのお金がギリギリだったので
計算しながら食べたな・・・
しかし、結婚生活がよく20年以上続いとるな・・・
まぁ、ワシが掃除機もかけてるし晩御飯も作ってるし
洗い物もしてるからな。
それもこれもワシの辛抱のたまものやで・・・
そう、今日ここに来たのはワシの我慢の対価や。
お疲れさん、自分。
そんな事を考えながらゆったりとしていた。
もち、シャンパンで乾杯。
初めて来た時は、いちびってアペリティフでキール・ロワイヤルを注文した。
「キーロ・ルロイヤル・・・、キ、キールロルヤロ・・・ 〇¢△¿✕・・・」
今思えば噛み噛みやったな。
おつまみをつまみながらメニューを拝見。
もちろん名物の鴨料理も惹かれたが・・・
前菜でロブスター、メインで鴨・・・
ん~
カルトで注文するんやったらロブスター、鴨、スフレ・・・
かな。
以前は無かったコースメニュー。
コースメニュー(小)。
コースメニュー(大)。
二人でさんざん悩んだ結果、コースメニュー(大)に決定。
おつまみ②。
おつまみ③。
お酒はそんなに強くないので、ハーフボトルをお願いした。
コチラのお店、ワインの在庫は50万本、1万種類以上をストックしてると
ソムリエさんがおっしゃってた。
ワシの聞き間違い?
確か在庫50万本、種類は1万本以上って言ってたように思うんやけど。
無茶苦茶凄ない?
ソムリエさん、全部把握されてるとすれば、ビビるな。
なんと、中にはフランス革命頃のワインも眠ってるらしいで。
ロマンやな、ロマン。
アスパラとココナッツのスープ。
ん~ ココナッツか・・・
って思ったのも杞憂に終わった。
美味しいわ。
シャンパンを飲み干し、この辺りで白ワインに。
ソムリエさんは年配の方。
やっぱこういうレストランにはこういう人が必要やな
立っているだけで画になる。
ワインは好きなんやけど何が良くて、何がどうなのかはよく分からないので
とりあえず、ハーフボトルの中で一番安いやつにした。
普段家で飲んでるワインはスーパーで買ってるフルボトルで1本4€の物。
こう言うのも何やけど、4€のんとは全然ちゃうな。
パンはバケット系の物。
一時、パリでは酸味の効いたドイツパンの様な物が
流行ってた気がするが・・・
やっぱ、クラシックフレンチにはバケットがいいわ。
この先っちょの尖ってる部分がとても美味しい。
パンと共に提供されるバターがとても美味しかったわ。👈コレ重要。
1867年のレシピで作ったフォアグラ。
これもロマンやな。
お皿に添えられてるプラム、オレンジサフラン、ポートワインのジュレ
をこのブリオッシュに付けながら食べまんねん。
フォアグラ、好きよ。
キャビア、スプリングオニオンソース、ジャガイモのプリニ。
ソムリエさんが埃に覆われ、ラベルががボロボロになった
ワインをどこかの客席へ持って行ってるのが目に入る。
一体、それは・・・
ナンボすんの?
すいません、庶民なので。
オイスター白ワインソース。
牡蠣は絶対に一口で終わるので寂しい。
コレは確か舌平目やったかな。
鴨肉、フォアグラ、トリュフ。
一つのコースに、世界三大珍味のフォアグラ、キャビア、トリュフが
含まれているのが嬉しいね。
リンゴとキウイのソースがかかったシャーベット。
食べた鴨肉の番号が記されたポストカードを頂いた。
前回来た時に食べた番号が1066577で今回が1183998。
その間、117421。
前回食べた時から117421羽の鴨が食べられてるんやな。
最後はパイナップルのデザート。
チョコ盛り。
いつの日か東京のトゥール・ダルジャンにも行ってみたいなって思いながら
カフェアロンジェで〆。
- グラスシャンパン×2
- ハーフボトル白ワイン×1
- コース料理(大)×2
- カフェアロンジェ×2
- チップ別
思い出とロマンに触れる何物にも代えがたい良い夜だった。
やっぱ、人生、ストーリーが大事やな、ストーリーが。
La Tour d’Argent
15 Quai de la Tournelle, 75005 Paris
Tel +33 143542331
いっぱい食べた後は歩いてホテルに帰るのが我が家のルーティン。
ノートルダム、オリンピックに向けて急ピッチで工事が進んでるね。
この日も美味しい物を食べれて充実した日やったわ。
食べ物が美味しいのでパリには一年に一回は来たいな。
(●^o^●)
その3へ続く。
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