3日目の朝。
この日は昼頃からナポレオン閣下のお墓参り に行く予定。
夜ご飯の為に胃腸のコンディションを整えておかないといけないので
カフェラテとブリオッシュフォイユテで軽めな朝ご飯。
セクシーな誘惑が多いが・・・
我慢や。
パリまで来て食べ物を我慢するのがつくづくもどかしい・・・
やっぱ、胃袋が4つくらい要るで。
La Boulangerie des Invalides
14 Av. de Villars, 75007 Paris
Tel +33 145513333
予約の時間まで周辺をウロウロし、アンヴァリッド へ。
それでは失礼します。
歴史好きとしてはかなり興味深い場所やね。
革命の始め、民衆が押し寄せて武器を奪って行った場所・・・
色々な事を想像、思い浮かべながら歩いて行く。
1800年後半、下関戦争の際に長州藩が使用した大砲があるらしいが・・・
見当たれへん。
中庭にある大砲を全部見て回ったが無いわ。
他の場所を探そ。
しばらく思いにふける。
ナポレオン閣下も傷病兵のお見舞いに来てたらしいわ。
まいど。
凛々しい・・・
しかし、ナポレオンのこの魅力はナンやろな?
もし自分にこんだけカリスマ性と魅力があったらサラリーマン
じゃなかったやろな・・・
デスマスク。
セントヘレナ島でこのベットの上で亡くなったらしいわ。
これ、本物なんかな?
さて、お墓参りに行くか。
定期的に来てるけど今回はお久しぶりのお墓参りとなりました。
ナポレオン閣下のお墓。
上から見ていては失礼やな。(●^o^●)
という事で下から失礼します。
ナポレオンのお兄ちゃん、ジョゼフ・ボナパルトもコチラに。
ユベール・リョテ元帥のお墓。
フェルディナン・フォッシュ元帥のお墓。
さて、お墓参りも終わったのでもう一度長州藩の大砲を探しに行くで。
外へ出て更に探してみたら発見。
2つあったわ。
なんか、ロマンを感じずにいられなかった。
アンヴァリッドは何度来ても興味深く、この日は結局4時間以上
滞在したんちゃうかな。
奥さんが一緒やったら間違いなくブチ切れられてるで。
一人旅行だからこそ実現できたミラクルな時間だった。
アンヴァリッド訪問後、小雨の降る中パレロワイヤル方面経由で
ホテルへ帰る。
先日通りかかった時、むっちゃ行列が出来てたオムスビ屋さん。
あまり人が並んでなかったので1個買ってみた。
ホテルに帰ってひと眠りした後、持ち帰ったおむすびで晩御飯前の腹ごしらえ。
やっぱ、おむすびは馴染むで。
しかし、パリは凄いおむすび人気やな。
さて、おむすびも食ったし・・・
身支度を整え、いつもの様にサンプルでもらったプラダの香水をつけて
ディナーへ出発。
雨が降ってるけど40分くらい歩いてな。
到着した頃、雨は止んだ。
予約の時間まで少し時間があったので周辺をうろつく。
Le Chocolat Alain Ducasseに立ち寄ってアーモンドタップリな
板チョコを一枚購入。
時間になったのでレストランへ向かう。
今回の旅行のクライマックス。
場所はパレロワイヤル、お邪魔したのは・・・
(3月に訪問したんよ)
ミシュラン2ツ星。
![]()
『Palais Royal』![]()
コチラのお店も以前から気にはなってたんやけどね、今回初訪問ですわ。
パリはそんな魅力的なお店ばかりやけどな。
まず、席に案内されて一呼吸。
さぁ、今日は何を・・・
って、考える事も無く、いつもの様に一番大きいメニューで。
大きい方のメニューがギリシャ風フレンチで
小さい方がクラシックなフレンチらしいよ。![]()
お酒は強くないのでワインペアリングは無し、グラスでいっとこか。
食前のシャンパンもスキップし、ガス水とグラスのRieslingを注文。
ワクワクやで。
こういう所に来たらいつも思う。
「あ~ ほんま、嫌々やけど仕事しといて良かったわ」
この時の為に仕事してる様なもんやからな。
多くの革命家が集まっていた場所。
カミーユ・デムーランが「武器を取れ‼」と演説。
フランス革命はこの広場から始まったとも言える。
そんな歴史的な広場を見ながら、料理を待つ間フランスの歴史に思いを寄せる。
前菜の数品が到着。
この一発目の料理でその夜のディナーが解る。
良い感じやわ。
サービスの方より、上の写真の「コレから食べて」って説明を受ける。
二番目はコレ。
シェフはギリシャの方らしいよ。
前菜はそんなシェフのギリシャエッセンスの効いた料理で始まる。
塩気の効いたブリオッシュ?コレが三番目。
右側のんが四番目、左のんが五番目。
塩タラをフレークにした物、香草が効いた物とか・・・
クラシックのフレンチで出てくる様な料理とは少し違って楽しい。
「オリーブオイルに乾燥させたオレガノを入れてパンに付けて食べてね」
と説明を受ける。
純粋にオリーブオイルが美味しいわ。
これは良いオリーブオイルやな。(そら、そやろ)
もはや記憶があいまいになっとりますが。
右のお皿はブロッコリー、レモン、レモンバームで構成されたお皿。
下には何かしら魚が入ってた様な・・・
キャビア様。
台になってるパイもサックサクで美味しいわ。
スキャンピとカネロニ。
盛り付けもキレイ。
こんなもん、「美味しいに決まってるわ」
って思って食べたらやっぱり美味しかった。
ロブスター。
身がブリブリやで。
旨味と言う点ではスキャンピが一歩リードか・・・
食感と言う意味ではロブスターかな・・・
ん~ まぁ、比べる必要性はないな、どっちも美味しい。
ロブスターのコロッケ。
コレがですね・・・
クソ美味しかった。
この辺でソムリエさんにお願いしてグラスワインをもう一杯。
ソムリエさんがオススメしてくれたBourgogneの白ワイン。
魚料理のマトウダイ?やったっけな?
さりげなく料理を盛り付けてるけど、キレイに盛り付けてはるわ。
仔羊肉。
むっさ、柔らかい。
火の入り具合は言うまでも無い。
横に盛り付けてるサラダも一枚一枚野菜を立てて盛り付けてはるわ。
仕事が細かい、流石やな。
デザートその1。
まず、ギリシャエッセンスの効いた口直し的なデザート。
デザートその2。
ギリシャ風ミルフィーユ。
ミルフィーユって直立してるとどうやって食べても崩壊してしまって
キレイに食べれない。
このミルフィーユは食べやすくって良いね。
タコ焼きちゃうで。
コレもデザートや。
ギリシャ風な味の飲みモン、氷にはレストランの名前。
超ザックリ説明でスンマセン。
コチラはヨーグルト系のデザートっす。
デザートはいずれも重たくなく、サッパリしてて食後に丁度良い感じ。
〆のカフェアロンジェ。
大満足。
- 大きい方のコースメニュー×1
- ガス水×1
- 白ワイン×2
- コーヒー×1
もちろん、なんちゃってフュージョン料理ではなく
料理もギリシャの風を上手く取り入れられてて楽しく、且つ美味しかった。
サービスの方々もとても柔らかい人当たり、接客、サービスで
料理のバリューを更に上乗せ。
ムッチャ居心地の良い場所やった。
しかし色々な人がいる中で、組織の方向性、統一感を持たせるのは大変やろな。
って、いい歳こいて感心したわ。
また来たい。
もちろんお勧めレストランっす。
Palais Royal Restaurant Paris
110 Gal de Valois, 75001 Paris
Tel +33 140200027
レストランを出て人気のないパレロワイヤルをウロウロ。
不審者くらいウロウロ。
オペラ経由でホテルへ・・・
の前に、ちょっとゲーセンに行ってみるか。
ゲーセンにしばらく滞在。
ゲーセンを出てホテルへ向かう。
そして3日目が終わった。
明日で旅行終了、時間たつのむっさ早い。
その4へ続く
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