朝早くに起きてニース駅から電車に乗ってマルセイユへ移動。
ニース駅はキレイ。
でも駅周辺はヨーロッパ有る有るで、そんなにキレイじゃない。
マルセイユまでは電車に乗って2時間半くらい。
駅からホテルまでスーツケースをひこずって20分くらい歩いた。
マルセイユでは自炊もしたいのでキッチン付きアパートメントホテルに宿泊。
キッチンはそんなに広くないけどサクッと自炊するには十分。
なかなか清潔感のあるアパートメントホテルやったわ。
サクッと身づくろいしてランチへ向かう。
ゴチャゴチャした感じが個人的に馴染むわ。
フランス人と日本人のダブルの人に以前教えてもらってたお薦めレストランへ。
僕はこの日のお薦めメニュー、チキンのグリルを注文。
奥さんはポークのグリル。
チキンもポークも16€~19€、ソースはしっかりとした味でとても美味しかった。
お薦めレストランっす。
Placette
22 Rue de la Guirlande, 13002 Marseille
Tel +33983538341
食後、お散歩しつつ街をぶらつく。
プラプラ歩いてたら、モロッコのお店がたくさんある場所に出た。
イスラム圏の人は写真が嫌やろうから写真はそんなに撮ってへんよ。
キッチン雑貨屋さんを発見したので入店。
キッチン用品や雑貨、中々の品ぞろえで個人的にムッチャ楽しかったわ。
このお店のロゴの入ったエプロンを買った。
Maison Empereur
4 Rue des Récolettes, 13001 Marseille
Tel +33491540229
その後一度ホテルの戻り、身支度して晩御飯へと向かう。
今回の旅行で一番行きたかったレストラン『Restaurant Michel』。
本物のブイヤベースが食べれる店。
一番乗りで入店。
予約するのには電話オンリー、フランス語オンリーだったので少々てこずった。
また、「ムッシュ、予約が入ってませんけど」って言われると泣いてしまうかもしれないので
最終的にフランス人の人にお願いして予約してもらった。
メニュー数はそんなに多くない。
ブイヤベース、白いブイヤベースの様な物、あと焼き魚くらいやったかな。
もちろんブイヤベースを注文。
マネージャーの方が調理前に魚を見せてくれた。
マトウダイ、ホウボウ・・・
あとの二匹は何?
本物のブイヤベースには「ブイヤベース憲章」というものがあって
「地中海岩礁の魚を4種類以上使用」「タイ、オマールエビ、ムール貝、タコ、イカは入れへん」
なんかのルールがあるらしいわ。
ラスクとバケットの山盛り。
ソースは二種類、アイオリソースと唐辛子とニンニク入りのソース。
料理を待つ時間はワクワクやね。
で、ブイヤベース登場。
煮込まれた魚とジャガイモをサービスの方がお皿に盛り付けてくれる。
いや~
本物のブイヤベースをずっと食べてみたかったんでテンション爆上がりですわ。
正しい食べ方は係の方が教えてくれる。
ラスクやバケットに赤色のソースを付けてスープに浸しながら食べるらしい。
魚類にはアイオリソースを付けてスープに浸しながら同様に。
スープは流石に美味しいわ。
三杯食べて自分たちの物を全て食べ終えた後、係の人が「もっと食べたいか?」
と聞くので「ウイ、ムッシュ」と返事をしたら隣のテーブルのスープをくれた。
流石に食い過ぎた、むっちゃ腹いっぱい。
念願かなって大満足してお店を後にした。
ピカソなんかもココに食べに来てたみたいよ。
Restaurant Michel
6 Rue des Catalans, 13007 Marseille
Tel +33491526422
レストランの前は海。
食べ過ぎたので海周辺をしばらくお散歩。
夜10時くらいやのにまだ泳いどる。
健康的でよろしいね。
夜の旧港。
ホテルまで45分、ちんたら歩いて帰った。
翌朝、旧港で朝8時くらいから魚の市場が出る様なので買い出しに出かけた。
って言うか、結局毎朝行く事になるんやけどね。
市場に行く前、スタバでモーニングエスプレッソ。
コレも市場に行く朝の毎日のルーティンでしたわ。
幸せやで、静かな朝の一人モーニングエスプレッソ。
さて、どんな魚がいるかワクワクで市場へ向かう。
漁師さんが魚を釣ってきてそのまま市場に並べるシステムらしい。
(・∀・)イイネ!!
何にしようか悩む。
市場を行ったり来たりで数往復した。
まだ魚に釣り針がついてるこの屋台で買う事にした。
でかい穴子?っぽい魚とホウボウを購入。
穴子ってヨーロッパで初めて見たので興奮したわ。
穴子っぽい魚が9€、ホウボウが3€。
両者、ドイツでほとんどお目にかかったことが無い。
購入後はオッちゃんがウロコや内臓を取ってくれる。
ホテルが臭くなるのでコレは非常に助かるわ。
という事で、この日の夜は穴子丼とホウボウの味噌汁に決定。
魚をホテルに置きに帰り、再出発。
落書きの多い地区へ朝ご飯を食べに向かう。
実際、上手よね。
ドアもオシャマ。
なかなかオシャマな落書きがいっぱい。
落書きって言うか、アートやね。
奥さんの遠い知り合いが経営してるって言うオランダカフェにて朝食。
スムージーとハムとチーズのサンドイッチ。
コチラのオーナーさんもマルセイユが好きになって住みついちゃったんやろな。
分るわ・・・
この日は旧港近くで海水浴。
魚影が濃い。
さぁ、晩飯を作りに帰ろ。
日本の穴子とはちょっと違う様な気もするけど穴子って事で良いですかね。
後日、魚市場に行った時に今まで見たことないくらいの大きさの穴子を見たんやけど・・・
市場で見た穴子は体長2mくらい、太さは太ももよりもっと太い。
話盛ってへんよ、マジやで。
デカすぎて怖かったわ。
さて。
しかし、穴子もホウボウもかわいい顔してんな。
買った穴子もそこそこデカい。
ドイツから持参した調味料は醤油、味噌、寿司酢、塩、砂糖、ワサビ、オリーブオイル。
寿司酢は寿司かサラダ用に。
ホウボウの身をサッと茹でた物を乗せたサラダ。
オリーブオイル、寿司酢、塩をかけていただく。
野菜は毎日食べんとな。
穴子はフライパンで焼いて穴子丼に。
小骨が多かったので、骨切りして焼いたけどそれでも骨が口に残ったわ。
マルセイユの人はどうやって食べてんねやろ?
醤油、砂糖、水を煮詰めて作った甘辛いタレをかけて。
魚の頭と骨をキレイに洗い、スープを取って味噌汁に。
いざ。
和風ブイヤベースの味噌汁が最高にうまい。
ヨーロッパの穴子も食べれたし、味噌汁は抜群に旨いし超お満足な晩御飯でしたわ。
マルセイユ編②へ続く。
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