さて、先月の2025年1月中旬、連休が取れたのでパリに行ってきました。
朝8時くらいのユーロスターに乗って昼過ぎにパリに着くプラン。
もちろん電車の中で食べる朝食は持参のオムスビ。
クロワッサンとバケットの王国に行くから出発の朝はパンではないで。
到着早々パンとケーキを食べに行く予定やし。
パリ駅に到着後ホテルに行って荷物を預け、いざランチへ向かう。
目指すはPleincoeurっていうルイヴィトンカフェのシェフパティシエさんが
独立したお店。
楽しみでしかない。
夜ご飯はビストロに行く予定。
ビストロってツボにハマれば破壊力があるんでやや控えめにいっとこか。
ケーキ1個とパン2個くらいで。
イートインスペースは無いので食べ物とコーヒーを購入して
店外のベンチを陣取る。
持ち帰り用のナイフフォークもお願いすれば頂けるんよ。
クロワッサン1.9€、クイニーオポム4.8€、バニラフランケーキ9.5€。
飲みもんはラテとカフェアロンジェ、合わせて8€。
こんな感じで、いざ、いただきま~す。
クイニーオポムのバターの香りが華やかで香ばしい。
中に入ってるリンゴもナチュラルに優しい味で美味しいわ。
クロワッサンは正当に美味しいやつやった。
バニラフランは何やろ?もちろん美味しいが複雑な風味やったな。
美味しそうなマシュマロも買おうかどうか悩んで結局買わんかったんや。
でもドイツに帰って来てから激しく後悔したわ。
旅先で迷った時は「買い」やで。
食べたい物がもっとあったので要再訪やな、これは。
Pleincoeur
64 Rue des Batignolles, 75017 Paris
天気が悪い中、街中のアスティエさんへ向かう。
欲しい物があったんやけど在庫が左岸の店舗の方にしか無いとの事だったので
翌日向かう事にする。
その後、個性的なトートバックのお店BRIGITTE TANAKAさんへ。
パン柄の物を一枚購入。
狭いお店やけど雰囲気は抜群やで。
その昔、床屋だった時代にはロペス・ピエールが散髪に来てたらしいわ。
個人的にかなり興味深い。
BRIGITTE TANAKA
18 RUE SAINT ROCH PARIS 75001

一度ホテルに戻って一息ついて再出発。
モンマルトル周辺の安宿やけど景色は良かったよ。
ホテル滞在ってほとんどが寝てる時間なので我が家の場合泊まるのはいつも安宿。
ホテル滞在時間が10時間としても、寝てる時間が7時間。
ホテル滞在中は起きてる時間は約2~3時間、寝てる時間は意識が無いので
気分的に2~3時間=値段。

一度パリの高級ホテルなんかにも宿泊してみたい気もするが
1泊2500€~3000€やからコスパが悪くなるんでうかつに
寝る事も外出も出来へんよね。


さて、雨の降る中初日のディナーへと向かう。
ホンマ、ディナーの予約がとられへんお店やったんで大変やった。
予約の一か月前くらい前の予約が開始されるであろう時間にパソコンの前に
ずっと座り、予約ページをずっと「カチカチカチカチ」とクリックして
アップデートしながら待つこと30分。
予約開始と同時に素早く個人情報を入力。
焦るので入力ミスも・・・
で、今年は何とか予約が取れたんや。
去年は同じやり方でやって取られへんかったんよ。
今はなき「elBulli(エル ブジ)」を思い出す。
あのお店は料理も凄かったが予約の争奪戦も凄かった。
結局本店は行けずじまいやったけど予約開始後1秒かからんくらいで
予約受付終了やった様な・・・

到着。

メニューはフランス語。
予習もしてきてるし何となく食べ物の名称くらいは分かるので問題なし。
とりあえず注文は3品くらいにして足らんかったら追加しよって事で。

料理を注文後、パン、バター、ヨーグルト系のクリームが到着。

お腹が空いてるのでパンにバターとクリームをタップリ塗ってガッツく。
(うっかりバターたっぷりパンをガッツいたのが後半戦に響く)

前菜、帆立のノルマンディー風。
なんかビストロって感じで良いわ。


マッシュルームクリームとマッシュポテと共に調理された美味しい一皿。
ホタテが2個づつ貝殻に乗ってるのも気前良くてイイね。

メインは仔牛のリードボーと鶏肉とマッシュルームが
ホウレン草詰めのパイに乗ってる、コチラも美味しそうな料理。
大と小が選べ、小にしようと決めていたが店員さんに伝え忘れて
大がテーブルにやって来た。
豪勢にロブスターも追加でトッピング。
トリュフも追加でトッピングしたかったが、この日は入荷が無かったみたい。
トップにロブスターも乗って見た目がステキでウットリ。
コレにトリュフをトッピング出来てたら悶絶もんやったな。

が、食べ進めるにつれて先に食べたパンが腹に効いてくる・・・

コチラのお店のスペシャリテ、キャベツ料理が到着。

キャベツ料理やけど、中身はほとんど挽き肉やけどね。
コレも美味しかったな。
周りの席を見まわすとほとんどのテーブルで上記2品を注文してた。
でも、ほとんどの人が最後の方食べきれてなかったんちゃうかな。
ほとんど食べたけど最後の方はかなりキツく、僕は珍しく途中でギブアップ・・・
最後は奥さんが残さず全部食べたんよ。
リードボーも結構効いたわ。


デザートは入りそうになかったので無しで。
いつもカプチーノで〆るんやけど、お腹満チクリンなのでダブルエスプレッソで。
しっかし、腹いっぱいやわ。
久しぶりにフレンチビストロの真髄を味わった。


グラスワイン3杯、水1本、料理3品、コーヒー2杯でこんな感じ。
最初にパン+バターを食べ過ぎたって言うのもあるけど・・・
前菜を注文して食べ進めていってお腹と相談してから追加注文した方がエエかも。
料理は美味しかったよ、何より食材を豪快に使ってる所が良いわ。
メインの鶏肉も何だか豚肉の様な食感、旨味で美味しかったし
リードボーも気前よく入ってた。
最近パリでチップを置いてる人をあまり見かけないので隣の席の
フランス人カップルに聞いてみた。
ぽ「パリってチップはどうなんですか?」
フ「パリはチップを置かない人が多いよ、まぁ、どっちでも良いんじゃない?」
って感じやったわ。
まぁ、チョット置いてきたけどね。

「腹いっぱい食べてや~」っていうのが伝わってくるわ。
流石に予約すんのが難しいだけあって良いお店やったわ。
Café des Ministères
83 Rue de l’Université, 75007 Paris
Tel +33 145337334

食後、雨はまだ降ってはいたが歩いてホテルへ向かう。


プティ・パレ辺りに来たところでムッチャ寒いし雨が激しくなってきたので
地下鉄を使ってこの日はホテルへ帰り、満腹で初日が終了した。
その2へつづく
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